気になるよね。セカユイです。
知らずにいたこの映画。
数年前に公開された模様。
「北朝鮮強制収容所に生まれて」
※ショッキングな内容含む。閲覧注意。でも再生を望む。
今もなお、政治犯を収容し続けてるとされる施設。
一説には数万から十数万人が収容されているとされる。
粗末な食事(食事とは言えない)と過酷な労働、看守の気分次第での生殺、と考えられない世界。
まさに地獄。
実際に政治犯収容所生活をしていた脱北者、シン・ドンヒョク氏の証言をもとに作られた映画。
政治犯とされた両親の間から収容所内で生まれ、生まれながらに政治犯として育ったシン氏。
モラルも秩序も知識もすべて収容所内でも価値観しか知らず、実の母、兄の脱走計画を自ら密告して、
母、兄を公開処刑に追いこんだ。
収容所内の生活模様、看守からの扱い等、生々しい実態がつづられた内容の映画ようです。
シン氏はこの施設を逃げ出し、平壌の街を見たとき「天国」かと思ったらしい。
諸説色々あるが、「地獄」のような体制の敷かれた国として見られている部分もある場所を
「天国」と感じてしまうほどの環境や肉体精神状況。
想像しがたい。
なお、証言内容の一部に誤りがあり、そこを問いただされ本人も訂正とお詫びをしている。
その際には北朝鮮の外交官からは容赦ない罵倒を含む非難を受け、
それにより、収容所の実態を伝える活動をやめるか否かまで追い込まれたとの事。
なんと生きている彼の父親まで使った彼を非難するVTRまで作ってたとか。
事態は変化をしてるので、今のシン氏の足取りはつかめなかったけども
一部に虚偽なのか、間違えなのか、言いたくない話だったのか
事実と異なる部分があったにせよ、彼がそこで生きてきたこと、そんな施設が今もあることは真実。
毎日毎日僕らは鉄板です。
チャオ