ポーズは既に決まってます。世界のユイ様です。
「JIL SANDER」ってどこ中?
UNIQLOで「UNIQLO +J」なるプロジェクトが発動しているようだ。
言うなれば「プロジェクトJ」だ。
「+J」
Jとは一体なんなのか?
この「J」一文字で思いつくのは
1.J(ex.LUNA SEA)
2.J(魁!男塾)
3.杉作J太郎
くらいなものだ。
あとはJビーフだ。
まさか田中邦衛ってそういう話?
なになに
「UNIQLO +J」とは
デザイナーJIL SANDER氏とのコラボレーションした企画の事だとか。
はあ?
よくわからん。
カーネルサンダースの間違い?
だいたいJIL SANDERってどこの部族だ?
※調べると5分もかからず自分が田舎者丸出しであると往復ビンタを貰う。
そしてJIL SANDERがクールでスタイリッシュな世界的ブランドだと知る。(価格帯も世界的でクール)
どうやら「フランクフルトのアルマーニ」といわしめた世界的ブランド「JIL SANDER」の創始者でありデザイナーのJIL SANDER氏がUNIQLOとコラボレーションをしたようだ。
※ブランドJIL SANDERは今回のコラボレーションには関係ないとの事。
興味の無い人間にとっちゃそれだけじゃよくわからん。
問題はモノが良いかどうかだ。
世界的に有名だろうが格好良くなきゃ用などない。
この平成の大不況にデザイナーがどうのこうのだけで飛びつく馬鹿など皆無に等しいはずだ。
でも、机の前ではわからない。
現物を先ずはチケラッチョ!
いざみんなのUNIQLOにGOだ。
おおう
あったあった。
UNIQLO最大のウリである価格帯を先ずはチェケラッチョ!
ふむ
やっぱり他のUNIQLO製品と比べてやはりやや高めの価格設定だ。
けども、モノホンJIL SANDERと比べると消費者側に随分と寄った価格帯だな。
「0」一個違うだけじゃないぞ。
やるじゃない。
続いて肝心要の品定めだ。
ほほう
デザイン、シルエット、素材とどれもが高級感と存在感が宿る品々だ。
特設コーナーもまるでセレブリティな街並みの洋品店に迷い込んだかのような良い意味での異空間を店舗の一角に作り上げている。
やるじゃない。
よし、早速物色して試着だ☆
できるだけクールに試着だ!
「JIL SANDER?
ええ、よく着ますよ、普段から。」
的な素振りで試着するのだ!
もはやフィッティング詐欺だ!
完全犯罪だ!
※世界のユイ様は、ジャケットとジーンズとベルトをチョイス。
―数分後―
フィッティングルームの鏡には
世界を代表するデザイナー「JIL SANDER」と、
日本を代表する庶民派ブランド「UNIQLO」と、
愛と欲望の町 千葉県を代表する「世界のユイ」が、
それぞれがまるで前世で何かしらの縁があったのではないか?
と、思うほどの見事なマッチングでコラボレーションする姿が映し出されていた。
やるじゃない!
無意識に
〜これは運命だ。〜
(運命のベイベ/ザ スイスポルノ)
と口ずさむ世界のユイ様。
思わず、フィッティングルームを飛び出して試着姿をこれ見よがしに披露しながら徘徊。
いかんいかん!
これじゃ万引きGメンに誤認されてしまう!
焦るな 焦るな
焦る NA〜NANANANA♪
商品をクロスアウト(脱衣)して来店時の服にCHANGEだ。
先ほどのコラボレーションが夢か幻か一気に兵どもが夢の後に…
いまの試着だいぶ格好良かったんじゃないか!?
魔法使いJIL SANDER?
焦る NA〜NANANANA♪
あくまでも平然を装ってはみるがさっきの状態が頭から離れない。
予想外なナイスマッチングすぎて驚きが隠せない。
「今日は、どれか一つにしなさい!」
なんてて店員はいう由もなく、時はすぎ行く。
「向こう見ず」
「無鉄砲」
と両親より称号を受けている世界のユイこと本名 秋元唯(29歳/独身)、久々のシンキングタイム。
一度UNIQLOをでて、動転したまま気付くとマタニティショップで
「はー、そうなんですかぁ。あー、オーガニックで。へー。」
とかなんとか熱心に接客を受けてしまう。
違う!違う!
そうじゃ、そうじゃない!
熟考のうえ再度UNIQLOへ来店し、フィッティングタイム。
見よ!
この平成の大不況にデザイナーがどうのこうので飛びつく男此処にあり!
そして本日試着した「+J」シリーズ全て、この手の中に。
「JIL SANDER?
ええ、よく着てますよ、普段から。」
格好良くなきゃ用などないのさ。
毎日毎日僕らは鉄板です。
チャオ